現地で確認すること
競売物件に関する基本的な情報は、評価書や現況調査報告書などで確認しますが、それだけでは不安もありますよね。そのため、競売物件への入札を考えているのなら、実際に現地まで足を運んでみることも大切です。裁判所が用意した三点セットは作成されてから時間が経っていることも多いので、現場の状況が変わっていることも考えられるからです。
内覧することはできませんが、建物を外から見ることはできます。外装のくたびれ具合から内装をイメージすることもできるでしょうし、実際に目にすることでどのような物件なのか知ることもできるでしょう。庭がどれくらいあるのか、周囲の環境はどうなのかといったこともチェックできます。
もし、落札できてその物件で暮らし始めるとなると、建物の内装や設備云々よりも、周辺環境が大切になってきます。運よく素晴らしい競売物件を落札できたとしても、住環境が悪いとなると快適な暮らしとはならないでしょう。そのようなことにならないためにも、事前に物件まで足を運んで確認しておくというのは大切なことです。建物を外から見るだけでなく、周辺を歩き回ってチェックしてみましょう。いろいろな情報を集めて、考慮して入札してください。