いろいろな物件がある

競売物件の数はとても多いですし、裁判所が公平に売りに出します。立地や建物が特殊で、あまり市場に流通しないような物件も競売にかけられることがありますし、レアな物件が見つかるということも多々あります。これも競売物件ならではのメリット、魅力かもしれません。

不動産会社としても、一般的なニーズにマッチした物件に力を入れて販売していますし、そうでない物件は後回しにしがちです。そのため、住宅を探している人たちの目にも止まりにくいのですが、競売物件だとそのようなことに関係なく売り出されています。一般にはなかなか購入できないような物件を探すこともできますし、掘り出し物のような家を見つけることも不可能ではない、ということです。

あまりニーズがなく、市場にほとんど出回らないような物件であっても、人によっては理想的な家となるかもしれません。10人中9人が住みたくないと思っても、1人くらいは理想的な家だと感じることもあるでしょう。そのような物件に巡り合える可能性があるのが競売物件です。もちろん、マニアックな物件ばかりというわけではありませんし、一般的な物件もたくさんあります。多様性に富んでいるのが競売物件の魅力です。